にっき。

おくりびと

帰国してからちょっと間が開いてしまいましたね。
去年はそうでもなかったんだけど、今年は時差ぼけが凄くて
日に1~2時間ずつしか微調整されない。
それに加えスポクラ疲れの睡眠とかもあって、
おかしな睡眠サイクルでした。
良くやる日付が変わるギリギリに日記の予約をして・・・なんて
技もやれず、起きたらAM1,2時だった、そんな感じです。

まず、木金はふつーに仕事。
ただ時差ぼけから脱してなかったのでつらかったですよ~。

金曜は早めに仕事を終えて、出国前みれなかった
「おくりびと」を品川のプリンスシネマに見に行く。

このあたりは印象深いな。
初めて見に行った天野月子のライブ会場(ステラボール)が
あるのもここの一角。
そして、彼女のラストライブの会場も同じくステラボール。
今年はもう一度、このあたりにお世話になります。

この時期は、良い感じにライトアップされているようで、
良い雰囲気でしたよ。

映画の方は、感動モノでした。
まだみてない人もいると思うので詳しくは書きませんが、
笑いあり、涙ありで話の流れの緩急がとても良く、
見入ってしまいました。

納棺士の話なので、湯灌(ゆかん)とか出てくるわけですが、
この辺は自分の父の時のことなどが思い浮かんで
「ああ、うちはこんなんだったな」とか思いました。
(うちは布で拭く感じではなく、実際にプラ?かなにかの
湯船に入れられたとおもいます。)
前半は笑い声も多かったですが、終盤になると会場のあちこちから
すすり泣く声が聞こえてきました。
ちょっと見渡すと、男でも泣いている人がいたようです。
自分はなんか泣けなかったかな。
感動してないわけではなくて、やはり父の時のイメージが思い出てきて
故人への感情よりも式とか諸々の段取りや対応なんかで
それどころじゃなかったな~なんてね。
映画は比較的綺麗なご遺体を相手にしてましたが(1つ例外)、
いつも綺麗な仏様を相手にする訳ではなく実際は大変な職業でしょうね。
本物の納棺士曰く、死体やグロの写真を見ながらでも食事がとれる位の
精神力持っている人間じゃないと無理とかネットに書いてましたね。
自分はグロに関しては比較的強いので、むいてる?なんてふと思ったり。

ともかく、かなり良い映画なので、みなさんにも是非見ることをお勧めします。
(但し女性は号泣必須だと思うのでハンカチ、メイク道具、目薬持参で)

帰りはなんとなく歩いて帰りたくなり、映画館(品川)から
えっちら30分弱かけて家まで歩いて帰りました。
 

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